2006年11月16日

まっしろ

いつものスタジオに。
中学生の女の子が一人で来てるのだけれど、踊りをみていたら不思議な感覚におそわれた。

淡々と踊るのに、気持ちが自然に伝わって感情移入して踊る周りのダンスが薄っぺらく見えてしまい釘づけになった。

とても説得力があったので。
何を考えて踊っていたかを尋ねたら、少し考えて答えた。

ただ楽しいなぁって。

ニセモノはハナモチナラナイ。
無垢なものは心を打つ。

以前も別の場所で中学生のダンスをみていて泣いてしまったことがある。
当時、彼女は家庭の複雑な事情の中で日常を過ごしていたと後から聞いた。
あのダンスは今日とは質が異なるけれど、感情移入しながらもやっぱり淡々と踊っていた。

本当に悲しすぎるときは声をあげて泣くこともできないんだと思う。
黙々と踊ることしかできなかったんだと思う。

じゃあ本当に楽しいときは?

教えられた。

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